保育園の入所内定をもらえると、入所前説明会や面談があります。
入所前説明会とはどんな説明会か。面談内容はどんな内容だろう。
面談には何を着ていったらいいのか。
説明会参加まではママはとても不安ですよね。
そんな不安や緊張を少しでも取り除いていただくために、
一般的な保育園の説明会内容や注意点などをご紹介します。
保育園入所前説明会とは?
保育園入所前説明会とは、保護者と保育園の顔合わせの場になります。
顔合わせの形式は基本2タイプあります。
保育園入所説明会の形式は基本2つ
・集団で行われる場合
・個人面談の場合
入所説明会は、その場で内定を決定したり、取り消ししたりすることはないので安心してくださいね。
ママと離れて子どもが保育園の生活をスタートする前に、子どもの普段の生活の様子や子どもの個性などを保育園側に伝える場として考えていただけると良いかなと思います。
保育園入所前説明会の服装は?面接時の服装は?
入所説明会や面接時にどんな服装をしていったらいいのか、不安になりますよね。
基本的に清潔感があれば問題ないかなと思います。
子どもの服装は?
子どもの服装は普段着用している普段着で問題ありません。
はじめての保育園で緊張してしまう子どももいます。
動きやすい服をきせてあげるのが一番です。
ママの服装は?
保育園にもよりますが、服装に決まりはないところが多いです。
仕事着や普段着などで参加しているパパやママもいるので、そこまで神経質になる必要はないかなと思います。
床に座ったり園内見学がある場合もあるようなので、あまり華やかでなく動きやすい服装がよいかもしれませんね。
保育園入所前説明会・面接時の持ち物は?おやつは持って行ってもいい?
入所説明会や面接時にどんなものを持って行ったらよいか、気になりますよね。
不安要素は取り除くことは大切なので、持ち物を一覧にしてみました。
参考にしてみてくださいね。
保育園入所前説明会・面接時の持ち物
- 筆記用具
- 印鑑
- メモ帳(何か書き足したいことがあったときのためや事前に質問を記載したメモなど)
- 事前に提出が求められているもの
- 通帳(月謝料の引き落とし指定の銀行口座の通帳)
- スリッパ(用意されている園もあるので素足ではなくストッキングや靴下を履いていくのがよい)
- 母子手帳(事前に受け取った書類を記入して入所説明会・面接のときに提出することがあります)
おやつやお菓子やジュースなどの飲食類は原則持ち込み禁止の保育園が多いです。
なぜなら園児の中に、さまざまなアレルギーを持つ子どもがいる可能性があるからだそうです。
麦茶やお水は持参してもよい園がほとんどでした。
心配でしたら、事前に保育園に確認していただくと安心です。
入所前説明会の内容とは?
入所前説明会では、保育方針や保育園での生活や持ち物について説明があります。
入所前説明会や面接で説明される内容
- 保育園の保育方針
- 年間行事の日程
- 毎日の持ち物
- 保育園初日の案内
- 慣らし保育の進め方や期間
そのほかにも個人で面談をする時間が設けられ、子どもの生活状況やママやパパの就労状況を確認することもあります。
ポイント
もしわからないことがあれば、説明会や面談で質問できるように質問事項をメモに箇条書きにしておくと安心です。
入所後に必要な持ち物は?
持ち物説明では、園独自のお昼寝シーツや名前付けの詳しい指示があったり
持ち物のサイズや材質まで決まりがあったりと入園までに準備することが多々あります。
ただ実際入園してみると慌ただしく準備しなくても園に予備も準備されていたり、
準備の期日に猶予期間があったりすることもあるので準備が間に合わなかった場合の対応も質問しておくと安心です。
保護者からの質問では、与薬は可能なのかと質問しているママがいらっしゃいました。
兄弟が風邪をひいてしまい仕事を休む場合、風邪をひいていない子どもも休ませるのかなどの質問があがりましたよ。
面接の内容とは?
個人面談の形式が主です。
著者の私は、副園長先生と担任保育士が1名ずつでした。
時間は20分程度と決まっていましたが、相談内容が多ければ
前もって時間の提示を相談することで時間の調整を園側もしてくださいます。
子どもへの面接
子どもへ質問するといったことではなく、あいさつして声をかけ、反応はどうかをみています。
ポイント
積み木などのおもちゃがそばにおいてあり、どんな遊びをするか。
子どもが遊んでいるとき、ママやパパはどんな言葉を子どもへ声かけしてどう反応しているか。
親への面接
保護者に対しては、家庭環境についてやお子さんの今までの状況を聞かれます。
園によっては詳細は入園後のアンケート用紙に記載するといったところもありますが、結局は聞かれる(アンケートに記載する)ことなので準備しておくと安心できます。
ではさっそく、私が面談で聞かれた内容をご紹介します。
子どもの生活リズムについて
睡眠やお昼寝などの生活リズムについて説明を求められます。
寝るときは添い寝が必要か、ひとりで寝られるか、どういう態勢で寝ているのか、寝つきの早さについても聞かれます。
布おむつなのか紙パンツなのか。便秘や下痢はしやすいかなども聞かれる場合も多いようです。
子どもの個性(性格)について
家庭で呼ばれている愛称や好きな遊びをきかれることが多いです。
また、保護者から見た性格や発達状況についても聞かれます。
どんな子どもに育てたいか、どんなことを大切に子育てをしているか。
子育てがむずかしく感じるのはどんな時かなどを質問されることもあります。
子どもの成長や発達が遅いかなと気になるママもいらっしゃるかもしれません。
面談のときに、子育てをする中でうまくいっていないと感じていることを正直に話していいものだろうか。
話したことによりマイナスなイメージを与えないだろうかと不安に思うママもいらっしゃると思います。
私もそのひとりでした。
私の経験からして、聞かれたことは正直に話したほうがいいと思います。
入所が決まってから「実はこうでした」では、園との今後の信頼関係にも問題が出てきてしまいます。
あずける子どものための環境づくりに活かす場として、
聞かれたことには正直に答えることが、ママの「心」を結果的に楽にしてくれます。
離乳食の進み具合や授乳の状況について
保育園が重視して確認することのひとつが食事面でした。
偏食があるか、離乳食の進み具合を聞かれます。
0歳児や1歳児の場合は、授乳回数や授乳の量やミルクの量のほか、
完全母乳なのか混合母乳なのかも聞かれると思われます。
完全母乳で育てたいといったママの意思確認を行う園もあるようです。
アレルギーの有無について
アレルギーのある子どもの場合は、医師によるアレルギー除去食指示書という書類を面談時に求められる場合が多いです。
子どもにアレルギーがあるかもしれないと心配なママは、面接で相談すると安心です。
園によってさまざまですが、様子をみましょうと言われる場合もありますが
入園までに小児科で検査を受けてくださいと言われる場合もあります。
予防接種の状況について
予防接種の有無状況は必ず確認されます。
そのために母子手帳や予防接種の予定表などは持参しましょう。
ワクチンの種類によっては、優先的に摂取してほしいと保育園側から要望がある場合もあります。
働くママにとっては、急な残業が入ったり、病院の予防接種予約時間内に受診できなかったりすることもありますよね。
その場合は子どもにもママにも無理のない日程に行えるように、再度調整してみてもよいかなと思います。
入園後の摂取になってしまう場合は園に相談してみたら、臨機応変に対応してくれる園も少なくないと思います。
送迎の方法について
自宅と勤務先からどんな経路で何分くらいかかるのか、
自宅から保育園まで徒歩か自転車かなど確認されます。
都心部の保育園では車の送迎はNGといった園もあります。
主に送迎に来るのはママなのか。パパなのか。祖父母のどちらかなのか。
登園やお迎えのおおよその時間なども確認されます。
ママやパパ以外(祖父母)のお迎えの場合は、お迎えにくる方の顔写真の提示を指示される場合もあります。
通勤時間や勤務場所について
送迎の基本的なルールは、出勤途中に登園し勤務がおわったらお迎えに直行するとされています。
何時から何時まで保育するのか知るためにも、保護者の勤務先や通勤時間や経路を確認されるでしょう。
乗り換えにかかる時間や駐車場、駐輪場に到着するまでの時間も含めて申告しておきましょう。
延長保育を利用するかについて
園によって延長保育に定員があります。事前に申し込みが必要な場合多いです。
両親の残業の頻度や時間の長さ、パパママ以外に頼れる親族がいないことなどの理由から
優先順位が決められる場合があるようです。
面談では保育士のシフト調整のために、延長保育の利用希望があるかどうか聞かれることが多いでしょう。
災害時のお迎えの状況について
災害が起きた際にいつも迎えに来るママやパパが迎えに来れない場合、連絡の取れる親族などの連絡先を聞かれます。
園児との続柄や関係、住所、電話番号、生年月日なども知らせる必要があります。
緊急時の引き取り人や連絡先として園に届け出する予定の人には事前に了承を得ておきましょう。
さいごに
入所説明会の日程が合わなかったり、当日急な子どもの熱などで欠席せざるを得ないというママもいるかもしれません。
行けない場合は保育園にあらかじめ連絡を入れておけば大丈夫です。
欠席の連絡と同時にその後の対応を確認しておきましょう。
入所前説明会の日程が別日で設けられていることもあります。
園生活に向けて安心してスタートできるといいですね。
応援しています。